★この記事を読んで欲しいのはこんな人☆
「プチ起業が流行りだけど、扶養内でフリーランスとして働くことってできるのかな?」
「フリーランスで収入はいくらまでなら、扶養内でOKなの?」
「確定申告はどうしたらいいの?」
こんにちは。フリーランスでWEBデザイナーをしているほんだみかです。
私は扶養内でフリーランスを続けて9年目を迎えています。
ガッツリ稼いでそろそろ抜けたいところですが、仕事が軌道に乗ってきたかもー!!
というところで、出産・育児が重なったりして安定せず、というのは言い訳で。
居心地良すぎて長居しております。
念のため、簡単に私の経歴をご紹介します。(興味ない方は飛ばしてくださいね。)
- 2013年5月開業『扶養内』WEBデザイン・制作の請負(フリーランス)、並行してWEBコーディング・google広告出稿管理などのアルバイト
- 2014年5月妊娠発覚『扶養内』バイトは休業、自宅での個人事業に専念
- 2015年1月長男を出産はじめての育児に奮闘・仕事は休業
- 2016年4月『扶養内』一時保育に預けて、仕事を再開(フリーランスとアルバイト)
- 2018年11月第二子妊娠発覚保育園から幼稚園への転園を決意
- 2019年6月次男出産長男は幼稚園・次男出産後は仕事は休業。
- 2020年4月仕事復帰『扶養内』次男が保育園入園するもコロナで自粛、幼稚園も休園仕事も中断
- 2020年6月仕事復帰2『扶養内』仕事を再開。WEBデザイン・制作の請負(フリーランス)
ちなみに、毎年しっかり確定申告をしています。
扶養内なので、住民税・所得税は0、社会保険も0、健康保険証も夫の会社の健康組合のものです。
余談ですが、育児休業もしっかり取りました。
会社員ではないので、その間収入はもちろん0でしたが、その状態で、公立の認可保育園に合格し、今も元気に登園しています。
前置きながくてすみません、本題に行きます。
フリーランスが扶養内で稼げる年収の範囲
フリーランスの場合の「扶養」とは?
ズバリ、所得が48万円以内!!
配偶者控除です。
厳密にいうと、48万~133万の人も配偶者特別控除の対象になるのですが、
ややこしいので割愛します。
48万円以内に所得を抑えれば、フリーランスでも夫や妻の扶養に入れます。
扶養に入れば、住民税・年金・社会保険料が0になるわけです。
え!?
48万て・・・そんなのすぐ超えちゃうでしょ!?
すごい微妙じゃん!!
と、思ったら大間違い。
所得と収入はぜんぜん違います↓
収入(売上金)から、経費、控除をひいた額が、所得です↓
(フリーランスの年収 ー 経費 ー 控除) = 所得
この計算式が、扶養内で働きたいフリーランスにとって1番大事な式といった過言でないと私は思っています。
フリーランス(個人事業主)の場合は、
年収(売上等)から経費と控除額(青色申告特別控除等)をひいた額=
事業所得で税金が決まります。
所得が48万円以内であれば、扶養に入れるというわけです。
よく、年末になると社長が、
「経費が余ってるから何か足りないものないかー?」
とか社員に聞いたり、やたらプリンターやらパソコンやら新しくしたりし始めるのは、
その年の売上が好調で、経費を計上することで税金を抑えたいからなんです。
フリーランス(個人事業主)でも同じです。
予想以上に売上が上がったら、経費を計上して所得を抑え、翌年に備えます。
つまり、
扶養内で働きたいフリーランスの場合は、
売上が多かったら、経費をなるべく多く計上して、所得を抑えなくてはなりません。
経費はわかるけど、控除ってなに?
簡単に言うと、売上から差し引いてOKな金額のことです。
フリーランスが使うべき控除は
・青色申告特別控除
・小規模企業共済等掛金控除
控除については、めちゃめちゃ大事で、フリーランスを始めるならぜひ知っておいてもらいたいことなので、次章の「フリーランスの始め方」で詳しく説明しますね。
フリーランスの始め方(開業届・確定申告等)
扶養内でフリーランスを始めるのに、まず大事なこと。
そう、「開業届」。
あと、「所得税の青色申告承認申請書」2つをだすことです。
というか、これを済ませてしまえばもうその日から、あなたはフリーランス(個人事業主)です。
よく、事業を始めるとなったら、
税理士さんや行政書士さんに相談して
キッチリ準備を整えてから。
事業規模によりますが、まずは扶養内で小さく始めたい私のような人は、
正直そんなのは必要ないかなと、私は思います。
両方とも紙1枚出すだけです。
なんの難しいこともないのです。
とはいえ、起業系の本を1冊くらいバイブル的な感じで持っておくのもいいと思います。
しいて言えば、開業届を出した翌年、初めて確定申告をするとき、
マネーフォワードのような、会計サービスを使った方が簡単に済ませてしまえるかなと、
思います。
無料で使える機能もあるので、初の確定申告のタイミングが来たら試してみてください。
フリーランスの特権「青色申告特別控除」とは?
「所得税の青色申告承認申請書」を提出すれば、
「青色申告特別控除」として、55万円を売上から差し引いてくれる、
扶養内でフリーランスとして働くには、とっても大事なものです。
また、下記いずれかの条件をクリアすれば65万円にUPします。
何のことやら・・・ですよね。
私も専門家ではないので正直ちゃんと理解できていません。。。笑
e-Taxを使って確定申告してね、
そしたら10万おまけだよ!
と、理解しておけばOKだと思います。
私は8年間なんとなくの理解で済ませてきました。
ほんとうに、扶養内でフリーランス(個人事業主)って可能なの?→私がそうです
扶養内でフリーランスを始めて、9年目の私がここに存在するので、本当です(笑)
扶養内でフリーランスを続けるコツ
固定客を大事にしよう
いいお客さんを、いくつか見つけておくと収入が安定してきます。
私はWEBデザイナーなので、「ネットで集客したい」と考えているクライアントの場合、ホームページの改善や更新が日々必要なってきます。
長くお付き合いしているお客さんは、子育て中というこちらの状況もちゃんと理解してくれているので、ムリな納期を求めてくることもほとんどないので助かっています。
稼げるときにガツンと稼いでおく
私は夫が営業マンなので、営業ついでに仕事をもらってきてくれると気がときどきあります。
企業さま相手のお仕事は、やはり稼げます。
逆に、低すぎる見積もりは、怪しまれるので、
ある程度の金額を提示することは大事だな、と感じています。
月々の収入はあまり気にしない
とはいえ、今月ほとんど仕事ないなぁぁぁ
と、不安になるときはあります。
でも、そんなときは、新しいことを始めるチャンスだと思うようにしています。
仕事がないときは、時間ができるので、何かできることないかなと探します。
求人先日、やはり仕事が途絶えて、なにかないかなーと思っていたところ、
だいぶ前に登録してた複業クラウド経由で、
スカウトメールが届き、プログラミング学習のコーチングをやってみないかという内容でした。
「コーチング」
ということばになんだかワクワクを感じ、
スカウトを承諾、採用面談をして、委託契約を結び、
今月からあたらしいチャレンジを始めることになりました。
自分で提案しなければならないクラウドソーシングより、「求人エージェント」のほうが、断然おススメです。
理由は、予算です。
外注費や人材予算に余裕のある企業は、お金より時間や手間を惜しむので、
とにかく安いクラウドソーシングではなく、エージェントを利用するからです。
エージェントで有名どころでは「クラウドテック」ですが、案件が多い分、登録者数も多いので、ライバルも多いです。
エージェントとは違いますが、働きたいママに特化した求人系のサービスもあります。
先日私が登録したのがエニママです。
キングコングの西野さんのオンラインサロンの記事を読んだ夫が教えてくれました。
また、「ママのための1ヶ月 Fammママwebデザイナースクール」こちらを受講すると、
卒業後実際のお仕事をFammから受注できる、という特典付き、PC初心者もOK。
自由に、あたらしいことにチャレンジできる、フリーランスの最大の特権かもしれないですね。
かなりテキトーな私でも、のらりくらりと、8年続けてこれています。
みなさんも、「扶養内でフリーランス」いかがですか?